ゆとり世代のネタ話

井村屋のあずきバーの秘密。どこから食べてもあずきがある理由。あずきバーの作り方、添加物は入ってる?

井村屋のあずきバーってうまいですよね。
シンプルな味ですが、シンプルに美味しいと思えるアイスです。

 

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【僕とあずきバーとの出会い】
僕とあずきバーアイスとの出会いは、小学生くらいだったと思う。ばあちゃんの子だった僕は、よく家に遊びに行ってた。

ばあちゃん
ばあちゃん
○○、アイスいるかい?
YB
YB
うん、いる!!!
ばあちゃん
ばあちゃん
冷蔵庫にあるから、好きなの取りな!!

冷蔵庫の中を開けると、あずきバーのアイスがあった。

なんだよあずきバーって・・・

僕は、あずきのアイスを見てとてもがっかりした。アイスと言ったら、いちごのかき氷やバニラのアイスが定番で、僕は定番のいちごのかき氷が好きだった。なんであずきのアイスなんか買ってんだよ!!絶対不味いやん、いらねー。

 

あずきのアイスというだけで拒否反応の示した僕は、あずきバーを食べることはなかった。その後、学生時代の間も食わず嫌いで、結局食べることはなかった。

【大人になってから食べたら美味しかった】
大人になったある日、スーパーであずきバーが売っているのを見た。一回も食べたことなかったけど、なんか食べたくなった。一本だけ買って、車の中で包装を開けて、食べてみた。

固ッ!!

こんなに固いアイスを食べたのは、生まれて初めてだった。固いアイスを歯で砕き、ようやく口の中に入ることが出来た。

普通に美味しかった

素朴な味なんだけど、満遍なく小豆が入っていて、あずきの触感を味わえることが出来て美味しかった。何故食わず嫌いしてたのか後悔するレベルでしたね。

そんなあずきバーを作る井村屋の特集がテレビでされていた。

あずきバーの秘密!?製造方法が特殊だった

均等にあずきが入っている理由

あずきバーの食べた方はわかると思うんですが、どこから食べても小豆

綺麗にぎっしりと小豆が入っていて、さすが小豆のアイスという感じです。井村屋もどこから食べても小豆が入っているのが最大の強みだと思います。

でも普通入れ物に上から小豆を流し込んだら、下に小豆がたまりますよね?

だから、井村屋のあずきバー工場は、

 

1秒でアイスを凍らせるらしい

 

入った瞬間に、落ちながら凍るという驚きの冷凍方法です。そんな冷凍方法あるかと驚きでしたw

まるでポケモンの一撃必殺技”ぜったいれいど”並ですね(コアネタすいません)

 

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また、サイズも均等になるように作られていて、5㎜以上7㎜以内が通る穴を通り抜けた小豆だけが使われます。これが5段階の工程で仕分けされているらしいので、イレギュラーはほとんどないらしい。

こんだけ徹底された仕分けをしているから、ムラができにくい美味しい小豆が食べることができるんだなと感心しましたね。

添加物なし!?原料は5種類のみであずきバーは出来ている

【あずきバーの原料】
・小豆
・砂糖
・塩
・でんぷん
・水飴

少なッ!?

普通のアイスは、安定剤や乳化剤を使って固めることがほとんど。でも井村屋のあずきバーは添加物を一切使わず、たった5種類だけで作る。シンプルな原料こそが固いあずきバーの作るためのコツらしい( ..)φメモメモ

あずきバーを使った料理って知ってる?

あずきバーは、普通に食べるだけではありません。あずきバーを使った料理もできるのです。最近、注目されていて、味にコクや深みが出したいときに、重宝しますよ!!

肉じゃが

肉じゃがを煮込む前に入れてて、調理するそうです。かなり美味しいらしい。肉じゃが自体、元々甘いのでちょうど合うんだとかΣ(・□・;)

赤飯

米1合+もち米2合+あすきバー2本(電子レンジで溶かして、液体にする)を炊飯器に混ぜて、炊くと超簡単で絶品の赤飯ができるらしいです。

井村屋が大企業に上りつめた理由がわかった

元は、三重県松坂市にあるようかんを作っていた会社。
先代の社長の息子であった井村二郎が引き継ぎ、井村屋を株式会社化しました。この井村二郎さんが井村屋を大企業に押し上げた凄腕の人だったそうです。

伝説の男・井村二郎

開発力が天才的で、時代を見る先見性の目があったと言われています。その井村二郎さんが常々言っていた言葉があります。

「人がやっていないことをやりなさい」

マネすることが嫌いだった井村さんは、常に新しいことを求めていました。無から有を生むということではなくて、別の物と別の物を組み合わせて、新しいものを作りなさいという意味だそうです。

ようかんが専門だった井村屋は、他のようかん以外のお菓子にも挑戦し、ヒットを連発。1960年代に入ると、急速に伸びていたアイスクリーム市場に参入。最初は、大手企業に勝てませんでした。しかし、当時、存在していなかったぜんざいをそのまま凍らせたアイス「あずきバー」の制作に乗り出しました。そして、1973年にあずきバーを発売し、今なおヒットしているロングセラーになりました。

⦅アンナミラーズの運営⦆
当時、アメリカで人気のあったアンナミラーズ。店の看板メニューは、パイでした。パイは、井村屋としても実績があり、そして何よりもアンナミラーズのようなスタイルは、当時の東京にはありませんでした。井村二郎氏は、「人がやっていないことをやれ。」という信念に基づいて、アンナミラーズのライセンスを取得し、開業しました。開業すると、アンナミラーズの店員の服装や家庭的料理は、非常に珍しく、日本中で話題になりました。

現在、ラ・メゾン・ジュヴォーという独自のスタイルが売りのお菓子店も運営しています。

 

井村屋の商品をスーパーで探してみた

あずきバーは有名だけど、あずきバー以外って何があるのか?井村屋の商品をスーパーマーケット、ドラックストアで探してみました。意外と井村屋の商品はありましたね。
ぜんざい

おしるこ

やわらかもち

ゆであずき

つぶあんチューブタイプ

井村二郎の言葉から学ぶ

異色の組み合わせというのは、今の時代では結構当たり前になっていますよね。ガリガリくんがコンポタージュとコラボしたり、焼きそばの一平ちゃんがいちごショートケーキ味とか話題になりましたね。

井村二郎さんは、50年以上前にバニラアイスが主流だった時代に、あずきとアイスを組み合わせるという斬新なアイデアで成功を収めました。「人がやっていないことをやる」という信念をもっているからこそ、固定観念に縛られない斬新なアイデアが思いつくんでしょうね~

斬新さというのは、今の時代が求めているものですし、先見性の目をもった井村二郎さんは本当にすごい人だったと思いました。

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